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とんかつ

「とんき」の「ヒレかつ定食」 目黒

目黒駅から歩いてすぐにところにある名物とんかつ屋「とんき」。はじめて立ち寄りました。

「やらと」調の「つかんと」。

この店の開放感にやられました。1階はとっても広いコの字のカウンター席が配置されています。数えてみると、7席+18席+7席で32席。カウンター席の中は厨房となっており、今回行った時間帯(金曜の21時頃)では9人の従業員さんが立ち回っていました。

まず入ると、「ロース or ひれ?」と聞かれます。定食は「ロースかつ定食」(1800円)、「ヒレかつ定食」(1800円)、「串かつ定食」(1350円)の3種類。「串かつ」については聞かれなかったですが、でも「ヒレ」をいこうと決めていたので、「ヒレで」と。
満員だったので、待ち合い席で待つことに。でも、お客が右側につめないで、それぞれが空いている席に座ってしまい、「これじゃあ順番がわからなくなる」と心の中でドキドキしていました。でも、ここでスゴいと思ったのが、お店の方が順番やその人の頼んでいたものを記憶していることでした。席が空いたらきちんと順番通りに呼んでくれました。

とんかつが来るまで、15分以上は待った気がするんですが、でも、厨房の作業を見渡せるので、それを見ているだけで時間があっという間に過ぎていきます。また、お店の方が「どうですか?」とスポーツ紙も含め、数種類の新聞を持って来てくれるので、新聞を読んで時間をつぶすこともできます。

厨房は9人いたのですが、衣を付ける係、キャベツを盛る係、揚げる係、切る係、とそれぞれ役割分業が確立しています。それにしても切る係の人は揚げたてアツアツのかつをひたすら扱っているので、見ていて、「おぉ〜」とうなってしまいます。

これがヒレかつ定食、豚汁とお新香付き。

かつは縦に一回切られているので、衣と肉が分離しやすくなっています。

ごはんと豚汁とキャベツがおかわり自由。またうれしいのは、いいタイミングで店の人が「キャベツのおかわりは?」とか聞きにきてくれるところ。すべておかわりしました……。

肉はやわらかい! ではなく歯ごたえがある感じです。また、備え付けのからしがなかなかパンチが効いています。

とんかつは十分美味しいですが、個人的に超ピンポイントな味! ってわけではないです。でも、見渡せる厨房の“劇場感”を楽しみたくて、また必ず寄ってしまう店になると思います。

●とんき 目黒店
住所:東京都目黒区下目黒1-1-2
TEL:03-3491-9928
最寄り駅:JR山手線・東京メトロ南北線・東急目黒線 目黒駅下車
営業時間:16:00~22:45
定休日:火曜・第3月曜
食べログ:http://r.tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13002040/

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