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表参道

根津美術館の「NEZUCAFE」の「NEZUブレンドコーヒー」 表参道

表参道駅からみゆき通りを西麻布方面へ、「根津美術館」が見えてきます。

根津美術館は2009年に新装開店。本館は建築家隈研吾氏の設計によるもの。隈研吾氏はミッドタウンのサントリー美術館や、あと下記でも触れた、福井県福井市の老舗料亭「開花亭」の新館などを手がけています。

●カニの生ふりかけ「蟹の淡雪」を食べてみた(エキサイトニュース)
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1295832773993.html

エントランスへ続く竹の壁と竹林がいい雰囲気です。

現在行われているのはコレクション展「国宝 燕子花(かきつばた)図屏風 2011」(~5月15日)。サイトにはこのように書かれています。

根津美術館を象徴する作品のひとつ、国宝「燕子花図屏風」。明るい金地を背景に、濃淡の青と緑のみによって描かれた花々が、計算しつくされた造形的韻律を奏でながら、しかし堂々と、はつらつとした息吹を放っています。18世紀の初頭に、尾形光琳(1658〜1716)が生みだした、日本絵画史を代表する作品です。
「燕子花図屏風」は、一見、燕子花の群生を華麗に描きだした草花図と見えますが、その発想源は、平安時代の歌物語『伊勢物語』の第九段、東国に下る途中の主人公が、燕子花の名所である三河国の八橋で、都にのこしてきた妻を想って和歌を詠じる場面にあると考えられています。
このたびの展覧会では、「燕子花図屏風」を中心に、館蔵品の中から、和歌と密接に結びついた作品や古典文学を題材とした物語絵、江戸時代の草花図を厳選し、展観します。

「燕子花図屏風」はもちろん、『源氏物語』から抜き書きした詞書と絵の色紙を折本に貼り込んだ作品「源氏物語画帖絵画」が特によかったです。好きな「野分」のもありました。「野分」(台風)は、野分で皆がバタバタしているときに、偶然、源氏の息子・夕霧が紫の上の姿を垣間見てしまい、その美しさに衝撃を受けるシーンです。

また広々とした庭園が素晴らしい。庭園内には茶室や池があり、木々の緑の中、散策を楽しむことができます。

茶室のひとつ。

ここの庭園内に新設されたカフェ「NEZUCAFE」へ。こちらも隈研吾氏事務所が手がけたもの。

入り口は2カ所あります。

店内は三方がガラス張り。また、天井の一部に和紙を感じさせる素材が使用されていて、やわらかな陽光が降り注いできます。カウンター席はかなり贅沢、庭園の緑を鑑賞できます。こんなリッチな空間でありながら、店員さんたちは意外と!? きさくな雰囲気で堅苦しさを感じることがなかったです。ここ夜にやってくれればまた味わいがあってよさそう。

ミートパイ、ハンバーグステーキ、パスタ、サンドイッチをはじめ、オリジナルブレンドのコーヒーやスイーツを楽しむことができます。

「NEZUブレンドコーヒー」をオーダー。

カップにも燕子花のデザインが!

美術館・博物館で楽しみなことのひとつ。ミュージアムショップ巡りで「燕子花図屏風」のはがきを買ってしまいました。こんな感じで折って完成。

群馬のお土産のだるまたちとともにデスクに飾ってあります。

●NEZUCAFE(ネヅカフェ)
住所:東京都港区南青山6-5-1 根津美術館内
TEL:03-3400-2536
最寄り駅:表参道駅
営業時間:10:00~17:00(L.O. 16:30)
定休日:月曜日・展示替期間・年末年始(ただし月曜日が祝日の場合、翌火曜日)
ひとりでも可
完全禁煙
URL:http://www.nezu-muse.or.jp/jp/guide/cafe.html
食べログ:http://r.tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13098099/

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