- 2006年1月6日 01:09
- 外国映画(欧米)
「皇帝ペンギン(LA MARCHE DE L’EMPEREUR) 」のつづき
最も深い海を訪れた人間は宇宙を旅した者より少ない
More men have been into space than have visited the deepest reaches of this alien world.
前に友人Tから『ディープ・ブルー』の映画を勧められたときに、正直半信半疑でした。『皇帝ペンギン』で思ったときと同じように「やっぱりドキュメント系はなぁ」という感じでした。で、『皇帝ペンギン』を観た後にこのことを思い出して借りてみたんです。
Tさん、あの頃に熱く語っていた気持ちに乗れなくてスミマセンでしたっ!
『ディープ・ブルー(DEEP BLUE)』
ものすごく集中して見てしまいました。水陸両用の鳥やらシャチとアシカの子の波打ち際の攻防シーンやらアシカがハンバじゃなく空中に飛ばされてるシーンやら意思を持っているんじゃないかと思えるような竜巻のような魚の群れやら・・・。
「blue space」とか「liquid space」とか呼ばれていた海の底はまさしく宇宙でした。特に深海の生物のシーンはやられましたね。クラゲの映像が星座みたいになっていました。
それにしても何でこんな環境に生物がいるんだろう? と思わずにはいられなかったです。
イギリス・ドイツ製作となっていますが、ドイツは音楽メインで、映像はBBCなのでイギリスが製作メインとして、フランス製作の『皇帝ペンギン』とのナレーションや曲選択の違いが見れて面白かったですね。
『皇帝ペンギン』では、擬人化のナレーションよりも『ディープ・ブルー』くらいのもうちょっと具体的な数値を挙げてのナレーションがほしかったな、という感じでしたし、曲は『ディープ・ブルー』のフィルハーモニーの演奏もよかったですけど、『皇帝ペンギン』の方が好きでしたし。あと『皇帝ペンギン』は、中だるみもありますが、ひとつのことを追求しているところも個人的に好きなところですね。
でもなかなか見ごたえのある作品でした。
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