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奥田英朗さんの『サウスバウンド』、もちろん面白かったんですが、安定した面白さが保障された代わりに、『最悪』『邪魔』のような初期作品でみられていたようなドクが薄くなってしまった感じがして、なんとなくさびしくもなりました。
でも、『マドンナ』『ガール』『家日和』の3作の短編集はまた別の面白みがあって、自分にとって傑作でした。
『マドンナ』『ガール』は会社に勤める中年男性や30代OLが、『家日和』では、「家」にいる30、40代の男女が描かれた作品たちです。30、40代ならではのそれぞれの悩みが綴られています。
つづく