- 2009年2月25日 00:00
- 美術館・博物館・絵画モノ
『理想の書物(ちくま学芸文庫)』(ウィリアム モリス/筑摩書房)
上野の東京都美術館で1月より開催されている「生活と芸術―アーツ&クラフツ展」に行ってきました。
本展は、19世紀後半にイギリスでおこったデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりをイギリス、ヨーロッパ、そして日本の作品と分けて紹介しています。展示されている作品は、家具、テーブルウェア、ファブリックなど280点。
会場に入って最初のパネルにハッとさせられました。「アーツ&クラフツ」の主導的立場にあったウィリアム・モリス(1834-96)のひと言が書かれています。
Have nothing in your houses
that you do not know to be
useful or believe to be beautiful.
William Morris
役に立たないもの、
美しいと思わないものを
家に置いてはならない。
ウィリアム・モリス
いちごをついばみにきたツグミをモチーフにしたという、内装用ファブリック「いちご泥棒(Strawberry Thief)」のネーミングが秀逸です。これ商売できるな!? と考えていたら、実際、「いちご泥棒ジャム」なるものが売られていました。
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- 生活と芸術―アーツ&クラフツ展 - dskiwt.net より