- 2006年6月4日 23:59
- 参考本
『ウェブ進化論』でけっこうグーグル(Google)について語られていたんですが、これを読んでもっと知りたくなったんですよね。で、同じくベストセラーのこの本を買いました。
『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』(佐々木俊尚/文藝春秋)
この本はよりグーグルの歴史から、グーグルが行っている具体的なサービス、グーグルに対する他社の反応、グーグルのビジネス・収益構造、さらには検索エンジンをどう進化させていっているのかと気になるところが書かれています。
この本は自分が想像していたのとは違っていました。自分が希望していたのは、このタイトルに対する考察や、このタイトルの逆「見た目以外の1割」に対する重要性とかが書かれていることでした。
ただ、マンガの見せ方に対する話は興味深かったので、それを全面に出した作りで本を売り出してほしかったと個人的に思いました。
あと、1コだけ前から気になっていたことが書かれていて、そこだけはよかったです。それは「男子トイレの法則」というものです。
男子トイレで便器が入り口に近いほうから、ABCDEの五つ並んでいるとする。このなかで一番好まれるのは……
というものです。これは前からかなり気になっていました。で、結果は
……入り口から一番遠いEである。最も使われないのが一番手前のA。それ以外は、BCDの順で使われる。
でした。で、その実験結果の理由は
……Eは誰にも邪魔されずにゆっくりと用を足すことができる。仮に、後から四人が入ってきても、一番端なので片側は他人に圧迫されなくてすむ。だから、Eが空いていればそれを選ぶ。
ところがAは他の人が出入りしたりするときに気になってしまう。落ち着いて用を足すことができない……で、わざわざEまで行かなくても、という気分の時には、なるべく歩かなくてすむBを選ぶのである……。
とのことでした。私は性格的にはハジに行くタイプなんですが、なんとなく使用回数が少なくてキレイそうだという理由で、このときばかりはCに行って用を足すことが多いような気がします。でも使用回数が一番少ないのがAというのが意外でした。
この本について語れるのはこれくらいです。
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