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ブーリン家の姉妹

イエから5分の吉祥寺・バウスシアターに観にいってきました。

映画『ブーリン家の姉妹』(原題:The Other Boleyn Girl)。原作は英国の作家・フィリッパ・グレゴリーの同名小説。


『ブーリン家の姉妹 上』
(著:フィリッパ・グレゴリー 翻訳:加藤 洋子/集英社)


『ブーリン家の姉妹 下』
(著:フィリッパ・グレゴリー 翻訳:加藤 洋子/ 集英社)

監督はジャスティン・チャドウィック、脚本は『クィーン』『ラストキング・オブ・スコットランド』のピーター・モーガンが手がけています。

16世紀の英国を舞台に、ヘンリー8世(エリック・バナ)の寵愛をめぐって、後にエリザベス1世の母となるアン・ブーリン(ナタリー・ポートマン)&その妹メアリー(スカーレット・ヨハンソン)の愛憎劇が描かれた映画。

この時代の英国史に興味があるのと、(何より)スカーレット・ヨハンソン好きなので……観てきました。

キャサリン王妃と離婚するため、ローマカトリック教会から離脱して英国国教会を設立、また、英国の黄金時代を築くことになるエリザベス1世誕生と、英国における最大の変化のきっかけの時期を扱ったものなので、歴史が好きな人にもオススメです。とはいってもタイトル通り、アンとメアリーが中心なので、これら歴史についてはそんなスポットをあててないです。

ところで、ブーリン家の長男・ジョージ(ジム・スタージェス)が一番せつなかったようにも思えます。

これを観た後、“その後”が描かれたケイト・ブランシェット主演の『エリザベス』を今一度観たくなりました。


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