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新宿駅最後の小さなお店ベルク その2

「うちのような無名の個人店がまわりの大手チェーン店と張り合うには、結局、飲食店としてのまっとうなサービス(早い、安い、うまい)を極めるしかありませんでした」

と同時に、

「早い、安い、うまいだけではなく、ベルクはこだわり自慢のお店と思われる方も多いようです」

とはじめの項で言うとおり、コーヒーはもちろん、パンやウインナー、ワイン、ビールといった素材選び、商品開発、お店の見せ方、そして接客に対して行ってきたこと、“こだわり”が随所に綴られています。

本書で書かれている、店長がスタッフと話し合って導き出された「理想の飲食店」の例が、「うんうん」と納得できます。

数点あるんですが、特に、

・食べたいときに食べたいものが食べられる
・しかもちょうどいい値段で。ばつぐんの美味しさで
・お店の人もちょうどいい感じがいい。つかずはなれず何気に気にしてほしい
・一人でも入れて、人も連れて行けて、その人がとても気に入ってくれるような店

といった要素がある店はうれしいですね。

また、「私たち自身がしょっちゅうベルクを利用します」と書かれていますが、これはけっこう重要な要素だと思います。

つづく


『新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには?(P-Vine BOOks)』

(井野朋也:ベルク店長/ブルース・インターアクションズ)

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