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新宿駅最後の小さなお店ベルク その5

で、肝心な味なんですが、これが美味しかったです。

そして、ここで忘れてはならないのは、品々の驚くべき価格の安さです。ブレンドコーヒーは210円、グラスに注がれるサッポロの生ビールと黒エビスはそれぞれ315円、プレミアムビールのエーデルピルスは378円、ギネスのハーフ・パイントは451円、ビアテイスターのおすすめ樽生ビールは630円、4種類をそろえた「今月のワイン」は315円、そして、「本日の気まぐれ純米酒」! は420円から。

そう、再び驚くべきは、このお酒のラインナップでもわかるとおり、商品のアイテム数の多さ。100以上もあるのだという。もちろん、おつまみもそれなりのを頼んでも300~400円台くらいでリーズナブルプライス。

通常、このくらいの価格だと、「味に期待してはいけない」と店側・顧客側での黙契が成り立ってしまっているのですが、それを考えると、このプライスでこの味はちょっと感動的です。

「朝ベルク」では、モーニングサービスの「ミール(マイスター・ベーコン&チーズ)」(天然酵母トーストとサラダ、ホットコーヒー付き、472円ナリ)を(パン、美味しかった)、



「昼ベルク」では、ホットコーヒー付き「ホットドックブランチ」(サラダや卵も付きます、525円ナリ)を頼みました。

「昼ベルク」のホットドックは、レジで「ケチャップはどうしますか」と聞かれたのにビックリしました。ならばナシで味わってみようと、「プレーン」で。これが、パン&ソーセージともに、「おっ、なんか違う」と小さな驚きを感じさせてくれます。素材そのもののよさを味わってもらうために、プレーンをすすめているのかもしれません。

そして、「夜ベルク」では、ポーク・アスピック(472円)、と生ビールを。

「ポーク・アスピック」、アスピックとは煮こごり的な意味らしいのですが、豚肉のコンビーフみたいなものと言ったらいいでしょうか。これは一緒に付いてくるパンにつけて食べます。

夜なのに、お酒を2杯飲んで、つまみを頼んでも、1500円くらいの出費! でした。

つづく


『新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには?(P-Vine BOOks)』

(井野朋也:ベルク店長/ブルース・インターアクションズ)

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