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「柳屋」のたいやき 人形町

人形町の駅A1出口からは徒歩1〜2分くらい。甘酒横町に位置するたいやきの店「柳屋(やなぎや)」。創業は1916(大正5)年。以前紹介した四谷の「わかば」とともに「東京のたいやき御三家」と呼ばれているお店。


こちらも一尾ずつの型で焼く「天然物(一本焼き)」のたいやき。「天然物」についてはふたたびこちらを。

●どちらがお好み? たいやきの「天然物」と「養殖物」(エキサイトコネタニュース)
URL:http://www.excite.co.jp/News/bit/E1269331945088.html

土曜日のお昼過ぎに店先に行ったところ、「そんなに並んでいない?」と一瞬思ったのですが、店内にさらに折り返しの列ができていました。結果、30分くらい待ちました。ただ、列の場所によっては、店先で職人がたいやきを焼く姿を見ることができるので、その作業に見入ってしまいました。

たいやきの金型は9個ありました。一番右側のひとつが焼き上がるとそれを火から取り出します。そして、空になった金型に、油を塗る→生地を入れる→餡を入れる→生地を入れる→といった作業を経て、一番左側にその金型を持っていって火にかけます。また、ほかの火にかかっている金型を引っくり返すという作業も行われます。その繰り返し。適量の餡をひとすくいでとるところなども見応えがあります。

そんなムダのない動きにもかかわらず、炭火で強火で一気に焼いているからか、たまに皮が一部焦げたものも出来上がります。その場合は、別のレジの職人さんがその焦げた個所を取り除きます。

「それにしても店先の職人さん一人で焼いているのか!?」と思っていたら、時々、見習いさん!? が奥からたいやきを持ってくるのを発見。行列の店の奥までいくとちょこっと覗けるのですが、奥でもう一人の職人さんが同じくたいやきを焼いていました。

たいやきは一尾140円也。もちろんアツアツでいただきました。

薄皮は香ばしく、パリッとしつつももっちり感も残っていて美味しかった。

●柳屋 (やなぎや)
住所:東京都中央区日本橋人形町2-11-3
TEL:03-3666-9901
営業時間:12:30~18:00
定休日:日曜・祝日

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