- 2006年7月28日 23:59
- 参考本
「食品の裏側 その2」のつづき
この本を読んで、ひとつショッキングだったのが、自分がよく買っていたベーコンがここで説明されている肉用ゼリー液で増量したハムと同じ加工で、同じ添加物が含まれていたところです。
ブロックのベーコンを買って、食べきれない分は冷凍庫に入れて小出しに使っていました。業務用タイプということでナゼか安心していたんですが、でも、やはり賞味期限が長いっていうのがそもそも無添加のものと違うってことだったんですよね。
で、この本で言っていることは、細かく危険と思われる添加物を覚えて、すべて排除していくのではなく、例えばハムなのに、なぜ「大豆たんぱく」「卵白」「乳たんぱく」が使われるのかなど「素朴な疑問」を持つことで少しでも無駄な摂取を抑えることができる、といったものです。
私は添加物の「物質名」や「危険度」を無理に勉強して覚える必要はないと思っています。
「素朴な疑問」を持って、商品の「裏」にある「原材料表示」をよく見て、常識の範囲内で判断すれば十分だという考えです……。
「台所にないもの=食品添加物」
という図式のもと、「裏」を見て、なるべく「台所にないもの」が入っていない食品を選ぶだけで、随分、添加物の少ない食品を選ぶことができるのです。
さらに加工が進むほど、添加物が増えていくといったことも述べています。よく考えたら当たり前のことなんですが。
加工段階が進むほど、それに応じて添加物の量が増えるということです。つまり、カレーのルーを固形状にするために、さらにまた添加物が必要になるのです。
コワイな~と思いつつ読んだんですけど、切っても切れない食品添加物の存在。これからも固形ルーでカレーを作ったり、カップ麺を食べたり、お弁当屋さんで買ったりすると思います。
ただ、ちょっとだけ面倒だと思っても自分で作って食べる日を増やしたり、イエにある調味料だけは、「風」じゃないのを使おうと思いました。
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