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生活はアート その2

この本に描かれているパトリス・ジュリアンさんの考え方やこだわりが、自分にとって大切に思っていたことばかりで、とても共感できる、というか好きですね。本来、手をぬいちゃいけないところをちゃんと手間ひまかけてるところが。

レストランの物件探しではロケーションや雰囲気、改装のときには素材ひとつひとつにこだわりを見せています。

「なにか注文をつけるとき、日本の大工さんは『普通はそうしませんよ』とか『そうすると高くなります』とプロフェッショナルならでは、といった答え方をして僕たちの無知を非難したり、脅かせたりします。でも、本当は面倒くさいだけなのです。あるいは、ひとつのやり方しか試したことがないだけだと思うのです」

「『できない』と言われていることで、本当はできることは多いのです」

ところで、miさんは文庫本ではなく絶版になっている単行本の方を紹介してくれたんですが、これは本書を読み進めていく上で納得できました。執筆はもちろん、パトリス・ジュリアンさん自らが中のイラストも手がけ、紙の色も数種類に分かれていて、本書に書かれている「こだわり」がこの本自体にも表現されているんです。文庫本だとこのこだわりが生かされていないので、あえて単行本をオススメしてくれたのでしょう。

つづく


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